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2008年07月21日

しあわせへのまわり道 映画 『山桜』

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藤沢周平原作の映画化『山桜』は絶対に見たかった作品。

もう終わっちゃったかしら?

調べてみたら、今週だけやっているわ!

久しぶりに銀座の映画館に行ってきました。

藤沢周平作品はすべて見ています。
それぞれにほんとうにすばらしい作品でした。

でも映画って、一緒に行く人で、せっかくのすばらしさも半減してしまうことも。。。。

むか~し、ボーイフレンドと一緒に日本映画を見に行って、
私が感動に浸っている時に、

『令さんって古臭い、暗い映画好きなんだね』

『。。。。』

彼とはこの後すぐにバイバイでした。永遠に!

あのときのトラウマ。
そんな理由もあって、映画は一人でいこう!


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『山桜』は江戸時代後期、
女性は嫁ぐことしか生きる道がなかった時代の物語。

田中麗奈さん扮する野江(のえ)がまわり道をしながらも、自分の居場所を見つけていく物語です。

まわり道をしたからこそ、気づくしあわせ、たいせつなもの。
自分の信念に従って生きることのすばらしさが描かれています。

特に針のムシロのような嫁ぎ先の人間関係の中にいるときの堅い表情と
自分の居場所を見つけた瞬間に、張り詰めていた心が解けていくシーンは感動的でした。

今の時代も、『山桜』に描かれている時代も、
富むものはもっと富んでいき、お上に従わなくてはならず、
なすすべもないまま暮らしている弱い人たちはいつも同じ。

お金とか名誉とか外側のものに心を奪われて、
ほんとうに大切なものをうしなって、心が乾いています。

でも、この映画の中の野江の小さな気持ちの動きやしあわせ感を通して、
私自身の心の中にも決して消えない灯りがともったように感じました。



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投稿者: 日時: 2008年07月21日 09:24 | パーマリンク |TOPページへ   ▲画面上へ

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